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それは
胎内記憶という
ちょっと信じ難い分野の本でした。






ママ、生まれる前から大好きだよ!
池川明著
(株)学研パブリッシング



この本を初め
数々の胎内記憶の本を出版している
池川明先生。


先生は当初、
胎内記憶を話す子どもたちの事を聞いて

「そんな話があるんだな」

くらいに思っていたそうですが

あるきっかけがあり、
調べ始めると予想以上に
胎内記憶を話す子どもが多いことを知ります。

聞き取り調査からデータを収集して
統計をとってみると
その数の多さに驚き

またその調査の内容は
朝日新聞にも掲載されたのだそうです。


この本の中で
胎内記憶を持つ子どもが


「元気で産まれるのか
  病気で生まれるのかを
  決めるのは自分」
とあり、


「お母さんは自分で決めて
   神様に言う」

という記述に
私はしばらく考え込んでしまいました。


娘自身が、障がいのある人生を選び
母親はこの私にしようと
決めていると言うのです。




池川先生は

「病気や障がいを持った人たちは
より重い荷物を負って人生という旅路を歩み、

大きな成長をとげようと決心した、
強くて気高いたましいの持ち主なのでしょう」
と書いています。

そして同時に

  「身近な人たちに
 大きな気づきをもたらすという

   重大な任務を帯びて
   この地に生まれて来たのかもしれません。」
とも書いています。



それまでは
娘の障がいの原因をあれこれと考え、
(考えたって仕方ないことを   )

またどうしたら娘が
定型発達の子に近づくのかと
躍起になっていた私ですが…


この本を読んでからは、
今の娘の全てを
受け入れようと思い始めたのです。


そして

「いい子だから~してね」
「~できたら、ごほうびあげる」と

条件付きの愛情を押し付けてきたことを反省し、

娘のことを
無条件に愛していこうと決めたのです。



親ガチャという言葉が流行しましたが

今の親の元に産まれて
アタリだハズレだと思っていたら
実は自分のたましいが成長するために
自ら選んだ道かもしれないと考えると…



それはずっと、
自分の両親のことを受け入れられずに生きてきた私に

「人生で起こる全ての出来事は
全て自分で引き受けるのだ」と
覚悟を持った瞬間でもありました。


我が子のこと、親のこと
現状を受け入れられず
苦しんでいる方は
半信半疑からのスタートでいいので
ぜひご一読ください。


もし産まれてきた環境を
自分で選んで来たのなら…

私たちは自分の人生を
新しい視点で見ることができる気がします。






ママ、生まれる前から大好きだよ!
池川明著
(株)学研パブリッシング